2011年 01月 25日
実家でVHSのビデオデッキを借りてきた。家には古いビデオデッキがあるものの、調子が悪い。そしてVHSはさすがに使わなくなって久しい。ところが、昔のビデオカセットが残っていて、これを何とかしたかった。保存版のビデオが何本か、これをDVDかブルーレイに置き換えるのが目的だ。早速デッキをテレビに接続、昔のテープを放り込み再生ボタンを押す。 デジタル放送に慣れた目には、ザラザラの画面が思っていたより時間の経過を感じさせる。 イタリアの名匠が作るゴブレット。ガラス学校を出た頃、何度も何度も見たビデオ。これは宝物だった。 ハードディスクに入れながら、久々の映像に吸い寄せられる。映像が頭に焼き付くほど見たビデオ。 でも、久々に見たら長い時間でいつの間にか自分のイメージに変換していた事が沢山あった。ああだと思っていた事が、実はこうだった。こうだと思った事がああだった。 知らぬ間に自分に積もっている埃が少しだけ取れたような、いや取らなきゃと感じた瞬間だった。
by glassroom
| 2011-01-25 18:24
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