あるガラス吹きの徒然日記。

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2008年 03月 31日

心の景色

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会場内は撮れないので外観の写真を。

先日、なにげなく見ていたNHKの日曜美術館で紹介されていて、釘付けになった。
会場が近いことを知って、見たいと思っていたのだけどようやく足を運ぶ事ができた。

ボーダレス・アートミュージアム/アール・ブリュット

久々に心が動くような感覚。感動というのは少し違う・・・なんというか圧倒されるような感覚。
これらをアートと命名したのは周囲の人で、製作した人達はひたすらに心の景色を絵筆に、鉛筆に、粘土にぶちまけ続ける。
この会場に列んでいる僕の世界とは異質と思われる景色を見続けていると、なんというか、表現しにくいけど・・会場がとても狭く感じて圧迫されるような感じになってきた。

帰路、琵琶湖を眺めながら解放されたように感じてちょっとほっとした・・・
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by glassroom | 2008-03-31 23:27 | 日々の出来事
2008年 03月 30日

ゆるゆるに

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ワインを飲むとき、みんなどうやってるのか、すこし気になる。

僕はとりあえずグラスはカップの部分を持ってしまう。ガバッと持ってぐいっと飲んじゃう。
グラスの足(ステム)を持つ事はあまりない。だって、ステムを持つとワインが沢山入っているカップは重くてぐらぐらする感じが不安定で、その感じがキライ。
じゃあ、タンブラーでも使えばいいじゃん、となるけどなんだかそれも楽しくない。大げさにいえば形而上的な必要性によってワイングラスでないといけない。

で、ワイングラスにするのだが、自分で使うグラスはとりあえずステムをなくしてみた。背が高くて細いステムはかっこいいけど、まあいいか。
カップの形はブランデーグラスと微妙にかぶるけど、これもまあいいか。
ゆるゆると今のところ使っている。
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by glassroom | 2008-03-30 00:09 | 吹きガラスの事
2008年 03月 27日

ちょっと

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ちょっぴり息抜きを・・・

荷物がいやで、大きいカメラを置いてきたのを後悔した。
そんな夕日だった。
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by glassroom | 2008-03-27 18:59 | 日々の出来事
2008年 03月 23日

ふらふら

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吹きガラスの場合、作る時はガラスが柔らかい。
だからガラスはいつもゆれゆれふらふらと揺れている。いや、正確には重力に従い垂れようとしているわけで、僕は常にそれを阻止して思うがままの形にしたいと望み、手と身体を動かしている。

たまには手をとめて、じっと作る対象を見つめ、形を吟味など出来ればよいが、そんな時間は作る時に与えられない。流行のゲームに瞬間視力みたいなものがあるが、作る時はそんな風に判断するしかない。ゆっくり吟味して作れないのは他の分野に比べハンデと言えるだろう。

でも、さすがにガラスを相手に大分経つので、作る時の忙しさには慣れた。そしてガラスが柔らかくゆれゆれしていることにも慣れた。慣れたけど、やっぱり肉体労働・・・

ゆれゆれのガラス相手に僕はふらふら・・
とまあそんな感じか。
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by glassroom | 2008-03-23 22:15 | ガラスのお話
2008年 03月 22日

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ヒトに関して言えば顔がいい、ということ、背が高いということはかっこいい条件といえる。この二つの条件がそろっていれば、写真を撮っても見た目に良い写真が取れるはず。

で、ガラスと写真の話になるのだが、僕にとっては背のたかいものはガラスでも撮りやすい。背景から浮かび上がるシルエットで、背が高くしかもスマートな形のものが見た目にいい感じに撮れる。
まるで人と同じ。

ここでお皿である。背の低いお皿・・・
お皿は作るのも、写真に撮るのも難しい。写真に関しては地べたに伏していて、横からでは形が無いし、上からでは立体感を失う。食べ物を盛って、そこに焦点をもっていくとそれなりに撮れるけど、何もないお皿は・・どうしたらいいのか。

そう考えると、お皿は食べ物という主役を得てはじめて実力をだすのだろうな、と思う。
あくまでも主役は食べ物で、お皿は脇役。
でもお皿がなければ主役はあり得ない。絶対的な脇役。

で、作る事に関しては・・・背の高いスマートな奴も、背の低い伏した奴も、どっちも難しいな。
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by glassroom | 2008-03-22 23:51 | 吹きガラスの事
2008年 03月 21日

ちっ!

朝、電気屋へ行くと開店前だった。買いたいものがあったのに。
昼、買い忘れたものを求めホームセンターに行くと品切れだ。わざわざ行ったのに。
夜、カメラをPCにつないだら、カメラの電池が切れた。せっかく撮ったのに。
2度ある事が3度あることが実感できた貴重な日。
3度目が夜で良かった。夜に何も無ければ深夜にきっと何かあったに違いない。
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by glassroom | 2008-03-21 23:29 | 日々の出来事
2008年 03月 20日

意外な縁

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工房の周囲が枯れ草色から緑になると、春になったなあと思う。
地面が緑でもりもり盛り上がってくる。

クローバーはいい。

嫌な花粉を振りまかないし、大きくなってもそんなに背を高くしない。花も白くて可愛いし葉っぱも可愛い。おまけに四葉を探すなんてこともできる。
クローバー、和名シロツメグサ。
この草、日本の雑草だと思っていたがヨーロッパからの帰化植物とのこと。園芸研究家、柳宗民の著書によるとこの草、江戸時代にオランダから持ち込まれ、そのタネを蒔いて日本に広まった。

この草は当時ガラスを運ぶ際のパッキングに使われたとの事。今みたいにプチプチのようなクッションが無い時代、ガラスが割れないように入れたこの草。
シロツメクサの「つめくさ」は詰め草だったのだ。
そうか、ガラスのパッキングだったのか・・・・

今は雑草として工房に生えるこの草、昔々ガラスのせいで運ばれた。
意外な縁でつながるクローバー、ますます愛着が湧いた。
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by glassroom | 2008-03-20 23:39 | ガラスのお話
2008年 03月 19日

昔作ったもの

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茶色くなった新聞紙に包まれた器が出てきた。
10年くらい前?に作った小さな器。

う〜ん、そういえば作ったなあ。
やや稚拙な技術であることはさておき、今より気取らず作っているような気がした。
自分が作ったものなのにちょっと羨ましいような。
自分が作ったのにちょっと新鮮だったり。
もうちょっと古い新聞紙を開いてみよう。
何が出るやら。
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by glassroom | 2008-03-19 22:01 | サンドブラストの事
2008年 03月 18日

しんどい日

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ガラスの写真を撮り続けるのはちょっとしんどくなってくるから、今日は工房の周りに咲き始めた小さな花達に目を向けた。

今日は作るものが上手く出来なくてしんどかった。
夕方になって鼻水が止まらなくてしんどかった。
おまけに目もしょぼしょぼしてしんどかった。
アイデアが思うように出ずしんどかった。
ブログに何を書こうかとしんどかった。
バーナーがトラブルでしんどかった。
日程に余裕が無くてしんどかった。
疲れが溜まって、しんどかった。
一日吹いててしんどかった。
帰る頃にはしんどかった。
帰ったらしんどかった。
何しろしんどかった。
何故しんどかった?
しんどいからだ。
しんどいの?
しんどい。
しんど。
しん。
ど。

そして僕は寝ることにする。
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by glassroom | 2008-03-18 22:51 | 日々の出来事
2008年 03月 17日

カメラ

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少し前のことになるけれど、一眼レフのデジカメを買った。
前から欲しかったけれど、なかなか踏み切れなかった。えいやと買ってみると、高い機種じゃないけれど、やっぱりコンパクトカメラと違って色々いじれるし楽しい。

学生時代、フィルムの一眼レフで色々撮って、現像をしていた。
暗室の中、うっすら赤い光に照らされた中で印画紙に浮かび上がる風景は、さっき撮った風景とは違うような気がして、そしてさしていい腕でもないのに、いっぱしのカメラマンのような気分になったものだ。

あれこれ大げさな道具と、それを持っているという変な優越感と、暗室という特別な環境が「その気」にさせるにはとてもいい効果を持っていた。

才能はともあれ、若い時にその気にさせる装置があると、人生がちょっと予定外の方向に進んだりする、なんて話を聞く。僕はカメラマンにはなろうと思わなかったけれど、専門的な道具を所有することの喜びみたいなものは今でもある。
今は誰でもお気軽に買える一眼レフと、写真を加工するフォトレタッチソフトがおまけについてきて、便利なんだけど。
ちょっと敷居が高いのもいいんだけどなあ。
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by glassroom | 2008-03-17 22:10 | 日々の出来事