あるガラス吹きの徒然日記。

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2005年 07月 31日

そして・・・

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窯の火を落としました・・・

火を消すスイッチに手をかける。
ゴンゴンというバーナーの低い音が響く工房。
ここが静かになる、つかの間の期間。

このスイッチ、実は僕にも連動しているスイッチで、「切」にすると火が落ちて・・・そして僕の中でぷしゅーと切れる音がして、みるみる僕の電源が落ちていく。

電源が落ちると動けない。
なので今日は昼からゴロゴロと家に転がっていた。
もちろんこれで終わりではない。
メンテナンスがうじゃうじゃあって、まだまだひと頑張りするためには僕の「バックアップ用電源」が立ち上がる。
この補助電源でなんとかメンテナンスを乗り切るが、窯の温度が落ちるまでの3日間ほど、電源が切れているであろう僕なのだ。


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by glassroom | 2005-07-31 21:53 | 日々の出来事
2005年 07月 29日

バトル

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こうなってくると、もう火が憎らしくなってきますな・・・
なんでお前はそんなに暑いんだ!外はこんなに暑いのだからちょっとは考えろ!

まあ、火に怒っても仕方ないけど・・・

火を止める予定がちょっと延びてて、最後の最後の戦いが続いている。もうあまり考える力もなく、きついなと感じたら頭から水道の水をざーざーかけて、水冷式。
ごくごく飲んで中からも冷やす。中と外から水冷式。

吹き終わって外に出ると・・おおっ!涼しい・・・という錯覚がちょっと得した気分。


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by glassroom | 2005-07-29 13:04 | 日々の出来事
2005年 07月 28日

夏の音

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台風が去り、もうえらい暑さですな・・・

生徒さんと雑談していて、セミの話題が出た。
生徒さんによると、セミの種類が変わったとのこと。ほとんどが南方系のクマゼミになったらしい。

そういえば、セミの鳴き声・・・ジージー、ショワショワという鳴き声ばかりきこえて、あのうるさかった程の「ミーンミーン」の声がない。
昔、昼間はミーンミーン、そして夕方からは時折ヒグラシなどが聞こえたような記憶がある。これも気候の変化なのか。アブラゼミとかヒグラシはどこへいったの。

そしてそれを指摘されてはじめて気がつく自分にもビックリ。季節季節の出来事というものは、しっかり覚えているものかと思っていたが、変わっていても気が付かない。
鈍感なのか、そういうものなのか、記憶の曖昧さを改めて感じる。


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by glassroom | 2005-07-28 09:10 | 日々の出来事
2005年 07月 26日

骨まで愛して

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ガラスをしています、と言うとよく「ガラスって何から出来ているのですか?」と質問される。
なので、ちょっと原料の話を。
と言っても、僕は化学畑の人ではないので、簡単にね。

ガラスの主原料はけい砂というもので、これにアレコレと混じってる。ハイ、終わり。
え、ものたりない?

ではもうちょっと・・つっこまないでね。答えられないから(笑)
けい砂とは、けい酸を主成分にして、ここに僕の使ってる材料の場合、ソーダや石灰など、またこれらがちゃんと溶けて溶解するためや、溶解するときに発生する泡などを取り除くためのものが加えられている。

上記のものが混じった状態で出荷される原料を「バッチ」という。
バッチは、白いさらさらした砂みたいなものだ。
このバッチを1300〜1400度にすると溶けてガラスになる。

吹きガラスをしている工房では、大抵このバッチを仕入れて溶かしているわけだけど、僕は「カレット」というものを買っている。
カレットとは、これらの材料を溶かして既にガラスになった状態のものを、砕いて石ころくらいの大きさにしてあるものだ。

トップの写真がそのカレット。
僕はこのカレットを窯に入れて溶かす。忙しいと2日ほどで溶かし、そうでもないときは一週間くらいおきに入れたりする。
入れ方は全部鉄で作ったスコップにがらがらと積み上げて、耐熱手袋をしてスコップから窯に放り込む。溶かすために普段より温度を高くしておくので、放り込むときはわずかの時間でもめっちゃ熱い。


このカレット、僕にとってつまりただの材料なわけだが、これでも綺麗だったりする。
やっぱり材料が綺麗ってのはそれだけで強みだし、作る側にすれば難しくもある。

窯に放り込むのも忘れ、しばし材料を眺める・・・・


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by glassroom | 2005-07-26 16:45 | ガラスのお話
2005年 07月 26日

ちょっとしてみました

先日の水の飲み方について、色々コメントを頂き、その中でコメントを頂いたゆかさんがトップの写真のピッチャーにサンドを!と言われたのでちょっとしてみました。こういうときって、トラックバックを使うのかな・・まあいいか。
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これが、サンドをする前の状態です。僕はこれで完成にしていたんですけど・・・


で、サンドをしたら。
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こんな感じです。
なんか、ご意見を頂いてやってみるって事は面白いですね。

作品をああしてみては、と言われるの僕は嫌いじゃないです。するかどうかはわかりませんが・・・
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by glassroom | 2005-07-26 16:44 | 吹きガラスの事
2005年 07月 25日

ありがとうございました

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教室展も終わりました。
ブログを見てお越し下さった方などもおられて、来てくださった皆様、心よりお礼申し上げます。

生徒展が終わったら、次は僕。
といってもまだ先だが、予定では冬にするつもり。
具体的に決まったらまたお知らせさせていただきますので、よろしくお願いいたします。


さて、ガラスって、日本では「夏」のものになっている。
仕事も圧倒的に夏が多くて。
花火職人とガラス職人はもう夏の前が多忙。
あちらは火気厳禁で、こちらはボーボーだが。

僕も器に関しては夏前が色々ある。なので春先から忙しく、夏の窯の火を落とす頃に毎年、燃え尽きていた。
そして秋からの季節、燃え尽きて再生できない。ぼけ〜っとしてしまい、そのまま年末を迎え、年明けからぼちぼち立ち上がり、春からスパートというサイクルだった。

ことしはなんとか、それを変えたくて冬にガラスを出してみたい。
器はやっぱり夏になるので、やはり絵のものやオブジェ中心にするつもり。

ああ・・・言っちゃった。言った限りやらなくちゃ。と奮い立たせてます。


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by glassroom | 2005-07-25 12:09 | 日々の出来事
2005年 07月 23日

今日も肌に塩がざらざら・・・

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前、麦茶が飽きると書いたら、チェコに住む知り合いがメールで「サンティー」というものを教えてくれた。
紅茶のパックを水に放り込んでおくと、苦くならずにちょうどいいお茶になるという。

早速試してみると、とても美味しい。
時々麦茶の合間に作って飲んでいる。
色も綺麗でお茶とはまた違った風合い、お試しを。

ガラスを始めて、水分の取り方が上手になったかもしれない。
これから書くことは、僕の感覚で得たことだから間違いがあるかもしれないので、そのつもりで読んで欲しい。

暑い気温の中に居ると、状況が変わらない限り一定の汗を出し続ける。
工房の中は暑い。制作の時は火の前にずーっと立っているので、「ずーっと暑いお風呂に入っている」ような状態だ。なので、すごい汗が出るわけだが水分が急激に身体から失われていって→「のどが渇く」のだけど。
あんまり急激に汗をかくとのどが渇く、という感覚が来る前にかなり水分が無くなっているにちがいない。
つまりのどが渇く、という感覚が来たときにはすでに遅い気がする。

なので、僕はのどが渇く前に水を飲み始め、一定時間おきに決まったペースで飲み続けるようにしている。大体30分に一回くらい飲むようにしている。
身体からは水分と塩分が出ているのでちょっと塩分高めの食事をとる。

のどが渇いた!と思ってから飲み始めると、がばがば飲んでお腹がちょっと気持ち悪くなったりして、さらにあとで飲んでも飲んでも追いつかない感覚がある。

暑いところに出たら、ちょっと試してください。



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by glassroom | 2005-07-23 18:23 | 日々の出来事
2005年 07月 22日

本日京都35度?

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相棒の作る人物タンブラー。バリエーション研究中。
かたむいたおやじ、今日の気候の中での僕かも・・・こんな顔してないけど。

気がつけば7月下旬。毎年8月には火を止める。
ちょっと大がかりな窯の補修、その他設備の改造や制作はこの時期にする。
やっぱり1000度で常時1年、使うと色々痛むので、この時期の補修はしっかりしないとその後にトラブルを起こしては大変だ。

なので7月下旬にさしかかると、気分はマラソンランナーになる。
あと一日、あと一日、毎日が「火を落とす」ゴールに向かって毎日進む。

勿論ガラスを吹くのは嫌じゃない。でも早く火を落としちゃいたい気分も高まる。
でもマラソンは最後のスパートがしんどい。
あとちょっと、がんばろうって言い聞かせて火の前に立つ。


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by glassroom | 2005-07-22 19:07 | 日々の出来事
2005年 07月 20日

売る

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僕は人気作家とはいかないが、ガラスの作品を作って売っている。
初めて売れたとき、それはそれは嬉しかった。まだガラス学校に通っている頃のこと。

みんなで百貨店のコーナーに期間限定で出してもらえる、って言われてとりあえず作った物を出してみた。
いざ、出品しようとしてみると、あちこち気になる。立ちが悪いのではないか、キズがある・・・いろんなところが気になって気になって、あれもダメ、これも出せないと右往左往した。
結局まあこれならいいか、って出した花器2点、売れてお金をもらうことができた。

ガラスを始める前は、僕はサラリーマンだった。
毎週、週の始まりに部長が売上げを読み上げた。大企業だったので億単位の数字が毎週毎週売れていた。そこから僕の給料も出ていたわけだが。

売れたガラスの値段はそういう会社のお金からは比べようもないものだった。
でも売れたこと、うれしくてうれしくて。

写真は、売れた時と近い時期の作品。悪戦苦闘の跡が一杯で、これはお見せ出来るものでは無いけれど、今は作ろうとしても作れない一品。


教室展で生徒さんに自由に値段を付けてもらっている。売らなくてもOK。
最初に売れた生徒さんに、売れたよってメールを送ったら、「うれしい!」って返事が返ってきた。そうそう、それですよ。儲けるためじゃないからね。


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by glassroom | 2005-07-20 19:35 | 吹きガラスの事
2005年 07月 19日

きょうはあちこち

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今日は教室展の初日。僕は午前中ギャラリーにいて午後に戻る予定をしていた。
ヒマかも、と思って文庫本もカバンに忍ばせていたけど、来てくださる方があり、説明などしていると時間が過ぎる。そんなヒマはなかった。
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お昼頃、ブログでいつもコメントを下さる書画家の馬樹茂さんのお仕事をお手伝いされ、かつ習われてもおられるCさんが来てくださった。そして馬さんとも電話でお話が出来た。

ブログを通じて、こうして色々な方とコンタクトできるということは、本当に素晴らしいと思う。ブログを始めるまでは無かった展開だ。
今更ながらブログってすごい。

午後になったのでお店番交代。
工房にもどり、陶器祭りに行くことにする。
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僕の工房のすぐご近所、清水焼団地といって京都の陶芸である清水焼の工房がひしめいている。で、年に何回かこういう催しがある。ちょこっと散歩。
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親しくしている陶芸とガラスの知り合いが店を出している。ちょっと立ち話など。
こういうところ、ギャラリーなどとは違い、気軽に陶芸の話など店の人と話ながら(だいたい作者が売ってます)こういう機会はとても安くしてもらえるので、お近くの方は出向かれてはいかが?
明日の夜9時までやってます。


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by glassroom | 2005-07-19 18:18 | 日々の出来事