あるガラス吹きの徒然日記。

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カテゴリ:京都の事( 8 )


2006年 05月 04日

連休らしく・・・

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僕にしては珍しく京都の事。
京都の繁華街、四条大橋のたもと、京都の人なら建物は見た事があるはず。
僕らは家族や親類の集まりなどでよく利用する「東華菜館」
連休で、両親や兄達とお食事会。
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この建物、大正時代に事業や建築の設計をしていたウイリアム・ヴォーリズという人の設計。ちなみにリップクリームのメンソレータム(メンターム?)の会社を作った人だ。設計も、事業もなんて、色々出来るんだなあ・・・
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建築のモチーフはいたって地中海風のもので埋められていて、お魚だの貝だの、タコなんてものが装飾のネタになっている。(ネタって書くとお寿司みたいだね)
今は北京料理のお店だけど、元はビアホールだったらしい。この建物が出来た当時の京都なんて木造の町並みだっただろうから、さぞかしモダンなものだったのだろう。
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この建物に入ったら、是非ともエレベーターに乗ってほしい。今の季節、鴨川に面したテラスで食事もいいけれど、エレベーターは昔の映画から抜け出たような年代物で、中で「運転」する人がいる。中の写真はぶれてしまったけど・・・
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昔から両親に連れてきてもらっているこの建物、僕は大変な愛着があって、是非とも紹介したいと思っていた。今日は写真が撮れてよかったあ・・・
あ、建物ばっかり書いたけど、料理も美味しい。こちらも昔から続く味の中華料理で、大人数で行くことをおすすめします。一皿が大きいから・・・・
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鯉の丸揚げよん・・・

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by glassroom | 2006-05-04 20:58 | 京都の事
2005年 08月 24日

アルバム

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ぼちぼち仕事を始めた。
といっても、まだ仕事へのリハビリ状態で、本稼働はやはり点火後かな。

夜、友人と会う。
河原町は京都の一番の繁華街。

帰り道、鴨川の川面に映る街の灯を見ながら、ほろ酔いで川ぞいを歩く。
昔はしょっちゅう歩いていたこの辺り、近くなのに滅多に来なくなったなあ・・・。
あちこちで時折弾けるような若い人達の笑い声。
まだまだ不景気とか、閉塞感のある社会とか言うけど、若い人達の笑い声はそういう事を感じさせない。
僕もそんなときがあったっけ。


景色が変わらない、というのはとても重要なことだ。
アルバムを開いて忘れていた過去を思い出すように、風景がその役目を果たす。
どんどん変わってしまう日本の風景のなかで、人の記憶は個人のアルバムやビデオの中だけになっていく。そんなのはちょっと寂しい。
風景を保つ。自然を保つ、街を保つというのは、人の過去の記憶を保存する大切なアルバム。

この街はあまり変わってほしくないなあ・・・


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by glassroom | 2005-08-24 23:59 | 京都の事
2005年 08月 16日

本の森

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世界遺産に登録されている、下鴨神社。
この神社、何が有名かというと神社を取り囲む糺の杜(ただすのもり)という深い森が有名。長い森の道を使い流鏑馬(やぶさめ)の行事などがある。

流鏑馬は5月だが、毎年8月にはこの同じ場所で古本市が開かれる。
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出店は京都や関西の色々な古本屋さんが、こぞって出店するものだからすごい数。
ほぼ毎年、この古本市に行っている。

街中なのに、森のせいで涼しいこの場所。緑に囲まれて掘り出し物の本を探す。
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店によって得意分野があるので、この本屋は美術書が充実、こちらは哲学書とバラエティーがあるのだが、そこは古本。全然別分野の掘り出し物が雑誌に挟まっていたりして、大人の宝探しの様相。
こういう催しがあるところ、京都の文化を根底で支えている感じ。
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トイレ案内もあくまで古風に・・・・

大量の本を相手に宝探し、がっぷりと取り組むには一日がかりでくたくたにならなきゃ、いい本は見つからないけれど、子供たちも連れて行ったのであっさりと子供の本と、ガラスに関する本を一冊、ささっと探して帰ることにした。
でも疲れたよん!


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by glassroom | 2005-08-16 22:40 | 京都の事
2005年 08月 15日

お盆

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お盆。
そしてお休みも一番ディープな所にさしかかった。もうすっかりガラスのことを書いていない。

妻の実家へ行くと、地蔵盆が行われていた。このあたり、とても京都らしい地域。
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僕は地蔵盆という行事、どこでもやっていると思っていたが、京都以外はあまりしていないと誰かから言われたことがある。真相はしらないが。読んでくださっている他の地域の方、よければ教えてください。

一応解説しておくと、地蔵盆とは町内会単位で、町内にあるお地蔵さんを奉りお盆の行事を行う。
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これがお地蔵さん。京都中あちこちにある。
地蔵盆の行事、といってもほとんど子供のための祭りのようなもので、お菓子を配ったりくじ引きをしたりといった、町内夏祭りの様相。
でも、子供で大きな数珠を回したりといったこともしている。老人が子供を見て、大人が酒を飲み、町内のコミュニティーに役立っている。


夜、東本願寺、大谷祖廟へお墓参り。万灯会(まんとうえ)がおこなわれている。
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お盆。
この時期、亡きご先祖がこの世に戻ってきている・・・その期限は大文字の送り火まで。
大文字に火が灯ると再び先祖はあの世へお戻りになるそうだ。
送り火、とは文字通り祖先の霊を再びあの世へ送る行事。そして、万灯会に灯されているこのあかりは霊の道案内というか、迷わないように灯されているのか・・・・
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山の斜面に並ぶお墓にも無数の灯がともされている。この写真はお墓の灯ではない。お墓にはなんとなくカメラを向ける気にならなかった。

僕には信仰がなく、無神論者なのでお盆のストーリーがどうなのかわからない。
ただ、たくさんの灯の一つ一つが亡き人を憶う静かな追悼の光となって、その数が多ければ多いほど静かに、深い闇に浮かぶ光景。
その風景をみていると、そんなこともあるのかなあ、と思う。
昔から、この街で行われてきた人々の営み、想い。それは深く、重い。
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この地域の幼稚園の子供たちのかわいい灯籠もあるけれど、賑やかさはなく、不思議な柔らかさと、静けさに満ちた空間なのだ。


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by glassroom | 2005-08-15 23:15 | 京都の事
2005年 07月 12日

祇園祭の準備その2

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ここのところ、ガラスの話から遠ざかっているけど、旬のネタということでまたもや祇園祭。

鉾がようやくでき上がった。この写真は、でもまだ最終段階。これにちょうちんがつけられて完成になる。今年は雨が多いので大変だっただろうな。

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ちょっと遠目だけど、これが出来上がりの感じ。鉾にはそれぞれ名称があって、屋根から伸びる長い・・・なんて言うのかわからないけど、長い棒状の先っぽにその名称にちなんだものが付いている。長刀鉾だと先っちょに長刀が付いている。長いから写真では切れちゃった。
もう、人がたくさん・・・

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こんなふうに、乗り込むには飛行機のタラップみたいなブリッジから入る。この鉾、作られる材料は鉾を持っている町内にそれぞれ倉を持つ町屋があり、そこに保存してある。
その町屋の二階からこのブリッジが渡してあるのだ。

ささっと撮ったので、詳細がわかりにくいけど、まあ現地レポートということでゆるしてね。


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by glassroom | 2005-07-12 22:12 | 京都の事
2005年 07月 11日

おきにいり

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苔ってたまらんですなあ・・・

のっけからなんですが・・・・しかし苔が好きだ。
というか、たまらん。
あのしっとりとした感じ。湿度が満ちていてふかふかの、ぶ厚いカーペットのような手触り。
子供の頃、あの上をごろごろ転がったら気持ち良いだろうと見るたびに思った。
それは、おばあちゃんの家の近くのお寺でのこと。

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ちょっとハードな日が続いたので、今日は疲れて休み休み働いた。
午後、時間を空けてちょっと近くのお寺に行った。

京都には書くまでもなく、有名な寺と神社がひしめいている。
そういう有名なお寺以外にも、お寺はすごくたくさんある。
僕の工房がある山科は京都の中からはちょっと外れだけど、それでもお寺が色々あって、ここは近くで人も少なく、それでいて、とても落ち着くお気に入りの場所だ。

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階段の石組みを見ているとそのパターン、抽象画みたいに楽しい。人が積んだもの。

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森・・といっていいのかな、森は人の手入れと自然が調和されていて、全くの自然とはまた違った景観を見せる。
苔のカーペット、木々、しめった空気を出して、音を吸い込むのかな。自分がほっこりと包まれるような感覚になる。

京都にいて、別の場所に行くとなにやら「違う」という事があるけれど、それは良い悪いではなく、自然のあり方が違うように感じる。
京都って、大きな箱庭のようなそんな感じ。京都に流れる川も、山も、もちろんお寺も、人の手が入り、どこへ行ってもそこに「作った人の意思」を感じる。

僕は田舎育ちだから、雄大な自然も大好きだけど、こんなちまちました、人が作り出した自然もいいなあと思う。
わずかな時間しかなかったけれど、静かな境内を散歩したら少しすっきりした。


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by glassroom | 2005-07-11 20:51 | 京都の事
2005年 07月 11日

祇園祭の準備

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そんなわけで、祇園祭の準備が始まった。
これは山鉾といって、各町内に建てられる神輿。これが京都の中心部、四条、烏丸の辺りの各町内に建てられる。

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この鉾、釘などを使わないで、縄でしばって作られる。
なので柔な構造というか、柔らかい。

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おもいっきり中心部の通りに、こんな風に作り出すから、もう交通は大変!
僕はバスを利用しますが、この時期になると、バス停の場所が50mくらい移動していたり、バスの路線が変わっていたりするので、面倒なことになってるんだな、これが。

祭りのクライマックスは山鉾巡行というもので、この鉾が町中を引かれて動いていく。
作りがこのように縄で縛っただけ(僕の知識はあやしいから、あまり全部信用しないでね)なので、動かすとぎいぎい、みしみしとすごい音がする。
そして、柔らかい感じで、ゆさゆさと揺れる。
上に乗っている人も揺られて大変。

そしてこの上でコンチキチンというお囃子を笛などでやっている。
まあそのあたりは、もし今年見に行けば写真とってきます。
でも、今年は土日に当たってるので、ちょっと混雑を考えると恐ろしくて多分行かないかな・・

(ちょっと補足ですが、祇園祭って実は一ヶ月くらい前からずーっとやってるんです。いろんな神事が神社とかであって・・ニュースとかで見る祇園祭はまあ、クライマックスのところだけなんです。だから祇園祭の準備、とかきましたが、正確には鉾の準備ですね。)


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by glassroom | 2005-07-11 00:14 | 京都の事
2005年 05月 05日

ぶらり歩き

まだ休日を楽しんでいるので、今回はぶらり歩きを。

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今日は祇園にある中華のお店でお食事会。白碗竹箸楼 バイワンツウクワィロウ?(どうしても発音できません店の漢字も変換しないし・・)というお店、初めて行ったけどフカヒレ満載で美味しいです。お勧めです。あ、この写真はタケノコと湯葉の料理。ちょっと酔い?で、他の写真がぶれてしまってこれしかないや・・

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町並みは祇園ですね〜。でもここら辺が完璧な町並みだけれども、京都の中にもうこんな景観はほとんど残っていないだけに、ちょっと造られたというか、テーマパーク的というか・・綺麗なんですけど。ちょっとウソくさいようにも感じてしまいます。

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お店の近くのお寺。屋根瓦に菊?のモチーフを発見。めずらしいかも。

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東山の蹴上にある上水道。ツツジがもうぼこぼこに満開です。(文章悪いですね。お休みで気合いが足りません)
連休の初めに3日ほど一般公開していたんですが、見逃してしまいました。これは外の道から撮りました。来年は中に入ってみよう。

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こちらも上水道の施設。疎水沿いにあります。こんないい建物を何に使ってるんでしょう。見た限りは何も使ってない雰囲気があります。(上水道施設の中なので、柵があって近づけない)
きっと明治に建てられたこういう建物。もっと有効活用してたとえば疎水沿いのレストランとかに改造したら、めちゃめちゃ人気でるだろうに・・・

今回は写真も文章も全体にゆるーい雰囲気でちょっと京都紹介でした。
明日からお仕事、気合いを入れてガラスに戻ってきます。
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by glassroom | 2005-05-05 23:56 | 京都の事