カテゴリ:吹きガラスの事( 75 )


2009年 09月 29日

色は好きだけど

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久々にガラスの事を書こうかな。

透明のガラスも捨てがたいが、色のついたガラスというのが好きで、たとえばヨーロッパの教会のステンドグラス、奇麗でいつまでもぼーっと眺めてしまう。
ステンドグラスは様々な色が隙間無くはめ込まれ、それが絵になっているのだが、吹きガラスに話を戻すと、そんな表現出来やしない。残念ながら。
せめて、色をパッチワークのようにしてやれとばかり、こんな感じで作ってみるものの、実は少し消化不良で、これで好きな絵が描けたらいいのにと思う。

徐々に改良をして、そのうちステンドグラスみたいにしてやるぜと内心思っているが。
たかがガラスなのだが、時間がかかる。
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by glassroom | 2009-09-29 15:58 | 吹きガラスの事
2009年 03月 31日

くやしいこと

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フィギュアースケートを見るのが好きで、テレビでやっているとついつい見てしまう。
まだ10代の幼い女の子が大きな会場に詰めかけた沢山の観衆を前に、たった一人で滑る度胸と努力と才能に驚くばかり。

こんな事を書くとおこがましいが、フィギュアを見ていると、ふと僕らの作業もすこしこれに似ているかなと思ってしまう。特にレースのステムもの(足と台を持つグラス)は僕にとって厳しい採点の試合と同じ。
レースは作るのがやたら難しい。フィギアで言うと連続ジャンプと4回転が続くような感じとでも言おうか、暖めるタイミング、竿の回し方、触り方、吹き方、タネをもらうタイミング・・・もう何もかも。
スケートの試合は次から次へとやってくる技をこなし、失敗したらもうおしまいという感じだが、レースも小さなズレが命取り。
一人では作れないから、さながらペア競技か。僕が失敗しても、アシストが失敗してもだめ。二人の呼吸がずれてもだめ。何度も二人で練習して、呼吸を合わせ自分の領域をひたすら追求。

で、この写真のグラスは残念ながら着地失敗。
出来た時は、無事ノーミスだと思ったんだけどなあ・・・
出来上がりは少し、ほんの少しだけ底が出た。・・・目では分からないけれど、置いたらしっかり立たない。
かたかたする。
かたかたするよ・・・・
悔しい。

他は特に失敗は無いけれど、しっかり着地できないグラスは残念ながら失格。
これは、残念ながらボツにしなくてはならない。
こんなこと、いつものことだけど、なぜか今回は妙に悔しくて、写真に撮った。
自分で一回使って、さようならかな。
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by glassroom | 2009-03-31 22:29 | 吹きガラスの事
2009年 02月 18日

うま

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MIHO MUSEUMでお世話になるリュトンを並べてみると、各馬一斉にスタートという感じ。
馬は走ってなんぼしか評価されなくて、ちょっと可哀想だなと思う。
そういえば、遅くて人気になった競走馬はどうしているのか・・・

できたてのほかほか暖かい馬達は、でも動くことなく静かに並んでいる。
僕の馬達は走らないが、どこかで可愛がられる馬になってほしいと思う。
その命を吹き込むことが出来ているのか、難しいなといつも思う。
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by glassroom | 2009-02-18 11:22 | 吹きガラスの事
2008年 12月 24日

鍋のときはやっぱり

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鍋の季節、お酒にする派とビールにする派がおられるのではないかと思う。
どちらかというと僕はやはりビール。
そんなわけで僕のビールグラスは、どうしても僕の思いが勝手に込められている。

缶ビールからグラスにそそぐ場合、一気にビールが全部グラスに入ってしまうほど沢山入ってほしくない。2回ちょっとほど注げると良い感じ。
この、「ちょっと」が大切なのだ。

満タンのグラスを1回、2回と飲み干して、3回目・・
一回目、ああ、今日も鍋と共に美味しいなと感じながら飲み始める。
飲み始めはまあ美味しいのは当たり前か。
空になったグラスに2回目を注ぐ。
2回目のビールは進んでゆく食事と会話のお供にビールは進む。美味しいが、最初の喜びよりも、満腹に向かう途中の重要な仕事をしているという感じ。
そして3回目。

3回目に注ぐとき、「ああ、まだ缶に残ってたんだ・・・」という喜びを感じる。これがとても重要だ。(笑)
すでに満腹に近い状況で、でもまだすこし食べ物もあるし、あとすこしビールが欲しい!
その3回目はなみなみ注げるほどではなくても、ちょっと、あと少しの喜びがあると嬉しい。

で、ちょっぴりグラスにそそいで、「あとちょっとだけ欲求」を満たす。
2本目はそれであきらめる事ができるのだ。

僕のビールグラスだと、2本目を飲んじゃう人のメタボ対策にもなるかも・・(笑)
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by glassroom | 2008-12-24 13:57 | 吹きガラスの事
2008年 10月 07日

連絡です

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今回の記事は連絡用です。あしからず。

Wさん、こんな感じにしてみましたがどうでしょう?
ワイングラスって、きっちりとした形をしたものなので、歪みを作るとバランスが難しくて。
このくらいにしてみたんです・・・
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by glassroom | 2008-10-07 18:28 | 吹きガラスの事
2008年 07月 15日

3000年後

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ミホ・ミュージアムで現在開催されているリュトン展。
2500年以上前の人が作った杯。
すごいものが列んでる。

で、僕の作ったリュトンもミュージアムのショップに置いて頂くことに。
え、展示の方に?

そ、それはあと3000年経ったら(笑)
ミュージアムに置いて頂けるようなものを作るべく努力いたしましょう。
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by glassroom | 2008-07-15 23:18 | 吹きガラスの事
2008年 05月 30日

試行錯誤

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作る。
あれこれ作る。

試行錯誤はいつもの事。
ああでもない、こうでもないとあれこれやって時間が減ってゆく。
自分の定番がしっかり確立されている人と違って、僕はいつも迷ってる。
与えられた時間と条件は、試行錯誤をするにはちょっと消化不良になりがちだけど、これくらいがいいかもしれない。
いくらでもあれこれやっていいならば、いつまでも迷ってるから。
そんなわけでようやく見つけた小さな糸口を辿って、次へと進む。

もう少し進んでみよう。
そんな今日この頃。
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by glassroom | 2008-05-30 22:42 | 吹きガラスの事
2008年 04月 04日

今は

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今、作ってみたいのは。
クラッシックで。
レトロで。
でも自分で。
みたいなのに興味があって。

でも難しいから。
手探り状態で。
時間も無くて。
なのに、しばらく試行錯誤。

飽きずにおんなじ事ができればいいのに、と思う今日この頃。
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by glassroom | 2008-04-04 23:25 | 吹きガラスの事
2008年 03月 30日

ゆるゆるに

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ワインを飲むとき、みんなどうやってるのか、すこし気になる。

僕はとりあえずグラスはカップの部分を持ってしまう。ガバッと持ってぐいっと飲んじゃう。
グラスの足(ステム)を持つ事はあまりない。だって、ステムを持つとワインが沢山入っているカップは重くてぐらぐらする感じが不安定で、その感じがキライ。
じゃあ、タンブラーでも使えばいいじゃん、となるけどなんだかそれも楽しくない。大げさにいえば形而上的な必要性によってワイングラスでないといけない。

で、ワイングラスにするのだが、自分で使うグラスはとりあえずステムをなくしてみた。背が高くて細いステムはかっこいいけど、まあいいか。
カップの形はブランデーグラスと微妙にかぶるけど、これもまあいいか。
ゆるゆると今のところ使っている。
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by glassroom | 2008-03-30 00:09 | 吹きガラスの事
2008年 03月 22日

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ヒトに関して言えば顔がいい、ということ、背が高いということはかっこいい条件といえる。この二つの条件がそろっていれば、写真を撮っても見た目に良い写真が取れるはず。

で、ガラスと写真の話になるのだが、僕にとっては背のたかいものはガラスでも撮りやすい。背景から浮かび上がるシルエットで、背が高くしかもスマートな形のものが見た目にいい感じに撮れる。
まるで人と同じ。

ここでお皿である。背の低いお皿・・・
お皿は作るのも、写真に撮るのも難しい。写真に関しては地べたに伏していて、横からでは形が無いし、上からでは立体感を失う。食べ物を盛って、そこに焦点をもっていくとそれなりに撮れるけど、何もないお皿は・・どうしたらいいのか。

そう考えると、お皿は食べ物という主役を得てはじめて実力をだすのだろうな、と思う。
あくまでも主役は食べ物で、お皿は脇役。
でもお皿がなければ主役はあり得ない。絶対的な脇役。

で、作る事に関しては・・・背の高いスマートな奴も、背の低い伏した奴も、どっちも難しいな。
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by glassroom | 2008-03-22 23:51 | 吹きガラスの事