あるガラス吹きの徒然日記。

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2007年 04月 12日

じゃあ、もうすこし旅行記

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まだ書きます。すいません。

旅行中、本当に地元の人が利用する店に行かず、観光客向けのところで食事をとったので本当の味はわからないけれど、食べ物はおいしかった。
甘辛中華のような、またココナッツが入ったような味付けは、暑い中も食が進んだ。

そんな中でこれは初めて!と思った料理。
上の写真、なんだと思います?

エビなどのシーフードに野菜が入った八宝菜みたいな料理に沢山入っていたのだけど。
僕は見たとき「海ぶどう」だと思った。しかし!

これはコショウ。しかも生。
これが沢山、まるでタマネギやキャベツのようにざくざく入っている。

味は、そんなに辛くない。もちろん胡椒の辛みは少し感じるけど、生のせいか、そんなにきつくなく、そして香りがすばらしく良い。
口中に広がる胡椒の香りで食べる料理は初体験。暑い気候になんだかよく合って、そしてビールにもすごく合う。

聞けばカンボジアは胡椒の産地で味は世界一とうたっているとか。
生胡椒、これはなかなかの体験だった。
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by glassroom | 2007-04-12 13:56
2007年 04月 10日

もうちょっと旅行記

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まだ旅行の事を書くか、と思われるかもしれないけれど、あと少しだけ。

アンコールワットのすぐ近く、観光客を乗せるための気球がある。
熱気球ではなく、ヘリウムを入れた風船(でも巨大)がワイヤーでつながれており、客を乗せたらワイヤーが伸びて空から遺跡が見えるという仕掛けだ。

高所がコワイ僕としてはあまり乗りたくなかったが、妻子は乗り気なので渋々乗った。
するするとつながれたワイヤーが伸びるに従い、音も無くあっという間に空に上がってしまった。
ワイヤーが切れたら・・・とか、突風が吹いたらなどと、小心者の僕はびくびくしたが、娘などは無邪気に景色を見て喜んでいる。

足下にちょっとおびえつつ、僕も周囲を見渡して少し溜め息が出た。
遺跡は勿論素晴らしい。だが・・・

アンコールワットが発見された当時を描写する文章を読むと、こう書いてある。
密林に突如現れた大遺跡。

密林。
熱帯雨林だったろう土地は今はすっかりなくなりつつある。
遺跡の周囲はそれでもまだ深い緑に覆われているけれども、熱帯雨林というイメージで見ると狭い場所に限定されているように思う。

所々に煙が上がっているのが見える。
気球に乗っている搭乗員(むぎわらをかぶったおっちゃん)にあの煙は?と聞いてみた。
あれは農業のために森を燃やしているんだよ、と教えてくれた。

長い内戦を経て、ようやく平和と繁栄を目指すこの国の人に対して、森を払い畑を作る事をだれがダメだと言えるのだろう。僕らの方が遥かに自然を壊しエネルギーを浪費しているのに。

でも、遺跡の向こうに立ち上る煙と、少なくなっている緑に心がざわつかずにはいられなかった。
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by glassroom | 2007-04-10 23:57
2007年 03月 17日

お知らせ

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京都からは少し遠いところに作品を展示する機会を頂きました。
お近くにおられるかたは、お立寄りくだされば嬉しいです。

「春のひかり・がらす展」
場所:藍クラフト/岩手県盛岡市中ノ橋通
期間:3月21日〜31日

器がメインになっています。よろしくお願いします。
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by glassroom | 2007-03-17 17:05
2006年 11月 17日

ありがとうございました

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展覧会が終了しました。
会期中、お越し下さいました皆様、本当にありがとうございました。

今回は使うための器ではなく、出展者三人ともガラスを使って自分の好きなことをした展覧会であったにもかかわらず、皆様より暖かいお言葉を頂き、嬉しかっただけでなく次回への作るエネルギーを頂いたような気がします。

また、色々な人との出会いもあり、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
次回の展覧会で再びお会いできることを期待して、今回のお礼をさせていただきます。



ということで、引き続きブログは僕のぼやきブログとなりますが、こちらの方もよろしくお願いします。

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by glassroom | 2006-11-17 13:39
2006年 11月 06日

展示会のお知らせ


11月6日〜16日まで展示会をします。詳細はこちらまで↓

                     三人展「Glass&Drawing」

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by glassroom | 2006-11-06 00:00
2006年 10月 23日

セイタカアワダチソウ

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工房の周囲をセイタカアワダチソウが取り囲む。
この外来種のせいで日本の秋を代表する植物、ススキの生息域が狭まった、と思っている僕は、どうも昔からこの植物が好きではない。
優美な形、渋く抑えた色彩のススキに対し、ぶさいくな形状ときつい黄色のこの植物。

でも、ここ最近、窓越しに黄色い色が目に飛び込んでくると、なんとなく賑やかな感じもしたりして。
長年見てきていると、慣れてくるのかな・・・
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by glassroom | 2006-10-23 20:23
2006年 10月 23日

お知らせ

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三人展をします。
かつて通ったガラス学校での名簿順、机の順の3人です。(笑)
お近くにお越しの際は、お立寄りください。

三人展 「Glass & Drawing」

期間  11月6日(月曜)〜11月16日(木曜)
時間  AM 11:00〜PM 7:00 (6日は午後1時より、16日は午後6時まで)
場所  空鍵屋 (スペースかぎや) 京都市東山区祇園町南側花町
Tel 075-531-2909
        
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by glassroom | 2006-10-23 00:00
2006年 09月 29日

ある話

書くべきか少し迷って、書く事にする。

古い友人が亡くなったと、風の便りのように知人から聞いた。
最初、聞いたとき僕は自分の記憶にある少年の彼の姿を思い出した。だが勿論彼も歳をとって、容姿は変わっていただろう。どんな生活をしていたのか、どこにいたのか僕は知らない。

僕は、彼とかなり仲良く過ごしていた一時期の事を、古いアルバムを開くように少しずつ思い出す。

初めて出会ったのは、彼が転校してきて教室で挨拶をした時だった。当時、同級生たちは歌謡曲ばかり聞いていた時代、僕は一人こっそりロックを聴いていた。

図工の時間、「木箱の制作」があった。僕はふたの部分になぜか「なまず」を彫った。ふと見ると彼はエレキギターを彫っていた。急になまずを彫ってしまった事をすごく後悔したが、分かったのだ。彼はギターをしていたことが。

音楽の話が出来なくて、流行歌の話をする同級生たちに、わからないまま相づちを打つ僕にとって、ロックの話をする事が出来る、唯一の友人をこうして見つけたのだった。

お互いのギターを見に、家に自転車で走り、宝物であるギターを自慢し合った。当時、ギターの効果音を作るエフェクターは高価だったので、一緒に作ったり、音楽雑誌を回し読みしたり、そうそう、年越しを僕の部屋でギターを引いてマンガを読んで過ごしたこともあった。

こうして書き始めると、忘れていた事を思い出していく。だらだら書いてしまいそうだから、ここらでやめる。これは僕がきた道のわずかな話。

彼が生きていても、この先会う機会があったかどうかわからない。だが、いなくなってしまった事で、この話をこんな風に公開しても、これは僕だけしか意味を持たない話になった。

自分の話の価値に共有できる人を持っている。歳とともにそういう人が増えて行く、そんな人がこの世に存在することが自分の幸せであることの一部分だった。
彼の死がそう思わせたのは皮肉というものだろうか。孤独だったろう彼を偲んでこの話を書いてみた。
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by glassroom | 2006-09-29 22:47
2006年 09月 03日

無題

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自分がしっかりとした大人になっている、という確信がないので、「見かけ上の大人」であるということにして話を進める。

自分が大人になるまでの時間は、自分で想像しているより遥かに早くやってきてしまった。
その早さはまさに想像を絶していて、自分の年齢がまるで成虫になった昆虫の殻のように自分にまとわりついていて、中身はまださなぎのような未成熟なものであるようにいつも感じている。

だが、そうじゃないんだ、中身までこんな年齢なんだと思い込もうとするたびに、時間の短さと自分の動きの鈍さに頭を抱えてしまいそうになる。
ああ、もっと早く動かねば時は刻々と過ぎてゆく・・・・

だから焦っている。
焦れば焦るほど、時間は虚しく空を回り、どんどんと過ぎて行く。
そうだったんだ、時間は早いんだ。
自分がその流れを掴めぬ事への焦りが、毎日の時間をより加速させて、日々は更に短くなっていく。


夏休みの終わり、娘とプラネタリウムを見た。
スクリーンに投影された光の点々を眺めるうち、宇宙はいつからあるのだろう、どこまであるのだろう、とただ漠然とひたすらに考えていた子供の頃を思い出した。
あの頃は、僕の時間は宇宙のように無限で、僕はいつまでも子供だった。
きっと来るであろう大人の時代は僕にとって宇宙を考える事と同列の事象だった。

子供は、どちらがいいのだろう?

子供は、僕がそうであったように、子供の時間に生きるべきなのだろうか。
僕は大人になってしまったから、子供にとって宇宙のように遠い大人の時間を、近づけて見せてやるべきなのか。それが「大人の務め」なのだろうか。
子供は時にまったく違う時間を生きている。

僕の時計の秒針を、ほら見てみなさい、こんなに早く動いてる、お前の時計は幻なのだと言い渡すのが正しいのか、それともどんどん早くなる僕の時計をひた隠し、お前の時計は自分の腕についている、と言うのが正しいのか。

どちらが子供にとって幸せなことなのだろう?
そんな事は僕だけの話だったのか?
この歳でもさっぱりだ。


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by glassroom | 2006-09-03 01:11
2006年 06月 18日

お知らせ


教室展をします。

6月13日(火)〜6月18日(日)
京都、北山通、下鴨中通り東入ル北側
ギャラリー翔
午前11:00〜午後6:00    (最終日は5時まで)

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今年は10名の生徒さんが教室で作られた作品を展示します。始めたばかりの生徒さんや手の慣れた方まで、生徒さんが主役です。
お近くに来られる際はお立ち寄りください。

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by glassroom | 2006-06-18 05:00