あるガラス吹きの徒然日記。

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2009年 06月 09日

アメ

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休日、息子と映画に行った。
歴史大好きの息子が「レッドクリフ」を見たいという。上映期間はもう残り少なく、この日を逃すと見られなくなるかもと焦っている。
一緒に、地下鉄に乗る。
日曜の映画館、駅前のシネコンは人、人、人・・・チケットの列に並んだ時はすでに僕らの分は売り切れていた。残念がる息子にせっかく来たのだからと「ターミネータ4」を見ようと誘った。僕が初めてこのタイトルの映画を見たのは、もう大学生になってた頃だったかな・・・・最新の映像技術が同じタイトルでありながら時間の経過に思いを至らせる。
映画を楽しんだ後、僕らは時間を空けずにすぐに帰路についた。

この前の日、息子と大げんかした。

テスト期間中、ゲームは禁止という約束で取り上げていたのだが、それを返す返さないという実につまらない理由だ。でもけんかは激しくて、僕は声のボリュームを10の目盛りまでもっていったので、かなり疲れた。
けんかの是非はともかく、言いたいことを言ってすっきりしたのと、ムチをふるったらアメをやらなあかんと思って、映画にそそくさと出かけたのだ。


帰りの電車、隣で息子は本を読んでいる。
なにげに周りを見回すと、同じ年頃の子供が何人か乗っている。携帯を覗き込んでいる子が多く、本を読んでいるのは息子だけだ。こいつ、いいぞとちょっと内心誇ってみたり。
そして隣で無言で本を読んでいる急に大きくなった腕や体の息子を眺めていたら、こんなけんかとか映画とか、どんどん減ってくるんだろうなと思った。そうしたら、けんかすることまでとても貴重な気持ちになってきた。
親父と映画、いつまでつきあってくれるのだろう。アメを与えたつもりだったが、本当はこちらがもらっているのかもしれない。
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by glassroom | 2009-06-09 13:13 | 日々の出来事


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