2009年 03月 31日

くやしいこと

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フィギュアースケートを見るのが好きで、テレビでやっているとついつい見てしまう。
まだ10代の幼い女の子が大きな会場に詰めかけた沢山の観衆を前に、たった一人で滑る度胸と努力と才能に驚くばかり。

こんな事を書くとおこがましいが、フィギュアを見ていると、ふと僕らの作業もすこしこれに似ているかなと思ってしまう。特にレースのステムもの(足と台を持つグラス)は僕にとって厳しい採点の試合と同じ。
レースは作るのがやたら難しい。フィギアで言うと連続ジャンプと4回転が続くような感じとでも言おうか、暖めるタイミング、竿の回し方、触り方、吹き方、タネをもらうタイミング・・・もう何もかも。
スケートの試合は次から次へとやってくる技をこなし、失敗したらもうおしまいという感じだが、レースも小さなズレが命取り。
一人では作れないから、さながらペア競技か。僕が失敗しても、アシストが失敗してもだめ。二人の呼吸がずれてもだめ。何度も二人で練習して、呼吸を合わせ自分の領域をひたすら追求。

で、この写真のグラスは残念ながら着地失敗。
出来た時は、無事ノーミスだと思ったんだけどなあ・・・
出来上がりは少し、ほんの少しだけ底が出た。・・・目では分からないけれど、置いたらしっかり立たない。
かたかたする。
かたかたするよ・・・・
悔しい。

他は特に失敗は無いけれど、しっかり着地できないグラスは残念ながら失格。
これは、残念ながらボツにしなくてはならない。
こんなこと、いつものことだけど、なぜか今回は妙に悔しくて、写真に撮った。
自分で一回使って、さようならかな。
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by glassroom | 2009-03-31 22:29 | 吹きガラスの事


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