あるガラス吹きの徒然日記。

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2008年 04月 02日

狭量な奴

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十人十色というだけあって、人には色々ある。
融通の利かないタイプも入れば、柔軟性のある人もいる。

例えば融通の利かないタイプだと人付き合いではどういう事がおこるのか。
相手の事を受け入れない、絶対自分の尺度でしか受け入れないという態度をとると、相手との関係はヒビが入って、やがて壊れてしまうに違いない。

できるなら、自分の意志をしっかりと持ちつつも異なる相手を広い度量で受け入れるような人でありたいのだが。

さて、ガラスの話だが。

ガラスは1000度ほどあれば、大変柔軟な奴で、グニグニ、にゅ〜んと軟弱な奴なのに、冷えるともう全然融通が利かない。カッチコチな奴に変身してしまう。
お熱い時には軟弱で、誰でも平気で受け入れる。(ただし相手が燃えない場合のみだが)そのくせ、冷えてくると段々こいつは収縮なんて事をする。

冷えてしまうともうだめだ、相手も冷えて縮むけど、同じ大きさまで縮んでくれないとガラスは許さない。いたって狭量なガラスは相手を受け入れず、結果としてヒビが入り粉々だ。
だから、溶けたガラスに石を入れてみたり、鉄を入れようなんてどだい無理なのだ。それどころか、仲間であるはずのガラスでさえ受け入れない時もある。ちょっと成分が違うだけなのに・・・

ちょっと使った事の無いガラスを使う事になったので、僕はこの狭量なガラスどものお見合いをするはめになった。同じガラスのくせに、色が違うだけで相性が悪いかもしれないなんて、本当に面倒な奴らだ。

写真は透明とお見合いを待っている色達。
十人十色は楽しいけれど、頼むから喧嘩とかしないでね。
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by glassroom | 2008-04-02 00:46 | ガラスのお話


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