2008年 03月 17日
少し前のことになるけれど、一眼レフのデジカメを買った。 前から欲しかったけれど、なかなか踏み切れなかった。えいやと買ってみると、高い機種じゃないけれど、やっぱりコンパクトカメラと違って色々いじれるし楽しい。 学生時代、フィルムの一眼レフで色々撮って、現像をしていた。 暗室の中、うっすら赤い光に照らされた中で印画紙に浮かび上がる風景は、さっき撮った風景とは違うような気がして、そしてさしていい腕でもないのに、いっぱしのカメラマンのような気分になったものだ。 あれこれ大げさな道具と、それを持っているという変な優越感と、暗室という特別な環境が「その気」にさせるにはとてもいい効果を持っていた。 才能はともあれ、若い時にその気にさせる装置があると、人生がちょっと予定外の方向に進んだりする、なんて話を聞く。僕はカメラマンにはなろうと思わなかったけれど、専門的な道具を所有することの喜びみたいなものは今でもある。 今は誰でもお気軽に買える一眼レフと、写真を加工するフォトレタッチソフトがおまけについてきて、便利なんだけど。 ちょっと敷居が高いのもいいんだけどなあ。
by glassroom
| 2008-03-17 22:10
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