あるガラス吹きの徒然日記。

glassrooms.exblog.jp
ブログトップ
2007年 07月 11日

日々思うこと

d0029974_21534288.jpg


ガラスは1000度を越えてようやく液体になっていく。これはこのブログで何度か書いてきた。

僕の工房ではガラスを溶かすためにガスを燃やしている。
石油から作ったガスだ。

溶けたガラスが冷えて固まるまでにガラスに形を与える、というのが「ガラスを作る」作業だ。出来上がったガラスの形は、エネルギーの代償として得たものだ。
貴重な、そして燃やすと二酸化炭素を出す燃料を燃やして作ったガラス。

今のこの世界でこれがどういう事か、いつも考える。
僕の設備なんて、大きな産業レベルで見ると小さいことだ。そんな弁解をしてみても、日々伝わってくる環境に関するニュースと未来を考えると、いつも溜め息が出る。

作る事が大変だとか、難しいとか、儲からないとか、そんな事は大して気にならないのに、貴重なエネルギーを使っている事、それがいつも気にかかる。
[PR]

by glassroom | 2007-07-11 23:23 | ガラスのお話


<< そろそろ夏      お知らせ2 >>