2006年 11月 28日

晩秋に

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車を走らせていると、街路樹のイチョウの剪定作業に出くわした。
枝をばっさり切り取られ、丸裸になったイチョウは寒そうだ。そして落ち葉は作業員の持つブロワーで吹き飛ばされて集められ、大量の枝は横に止めているゴミ収集車に吸い込まれている。
なんだか痛々しい。
切られた樹木も、ゴミ収集車に詰め込まれる、切られたばかりの枝たちも、うるさい音で吹き飛ばされる落ち葉たちも。

急に童謡を思い出す。
・・・・かきねのかきねのまがりかど、たき火だ、たき火だ、おちばたき。

そういえば昔よく、たき火に冷たくなった手をかざしていた。手と、顔ばかりが熱く背中はやっぱり寒いけど、時折パチッと木が弾ける音を聞きながら炎を見つめていると、なんだか落ち着いた気分になったものだ。木や葉っぱの燃えるあの匂いも好きだった。

現在はすっかりゴミ扱いの枝と葉っぱ。
葉っぱは邪魔者で、たき火は危険でその煙は近所迷惑な世の中になってしまったなあ。
僕の子供たちも、たき火の暖かさを知らずに育ってゆくのだな・・・・

通り過ぎたわずかな時間で思う事。

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by glassroom | 2006-11-28 22:44 | 日々の出来事


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