2006年 11月 18日
溜め息が出たよ、まったく。 初めてガラスを始めた頃、自分はまったくコントロールできないガラスを先生が簡単に吹くのを思い出した。 名古屋芸術大学でリノ・タリアピエトラのデモンストレーションがあり、見に行った。 リノは生粋のベネチア人、そして代々ガラスを吹いている家系に生まれた生粋のガラス吹き。 そしてベネチアンの伝統を得てそれを越える技術と表現を持った、まさしく現代ガラス界の巨匠。 もう、僕にとっては神様・・・ リノの吹きを間近で見る機会はもう無いと思っていたが、遂に見る事が出来た! とはいえ、72歳のリノ。動きはもう鈍いのではと内心思っていた。でもまあ、本物を近くで見られたらそれでいいや、生でお姿を崇めさせて頂ければそれでよし!のつもりだったのだが。 しかし! ガンガンとでっかいガラスを巻き取り吹くリノ、休まずぶっ通しで吹きまくり、竿を振り回し、アシスタントを圧倒させていく。 すげ〜。 言葉も出ない。 ほんと、すげ〜 72歳・・・・ そうか・・・・とりあえず技術は無理そうだけど、僕もあの年齢でもガンガンいける事を目標にしよう! にしても。いまだにこんな作品って。凄すぎ。 久々に血沸き肉踊るデモでした。 ・・・でっかい作品です
by glassroom
| 2006-11-18 23:04
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