あるガラス吹きの徒然日記。

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2006年 10月 27日

バラスターゴブレット・・・のように

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ガラスを始めた頃、薄いガラスが好きだったのだが最近はガラスの厚みがきれいだと感じるようになった。そして古いもの。
で、やはり18世紀のイギリス、バラスターゴブレットに目がとまった。

バラスターゴブレットは当時、薄くて割れやすいベネチアンものに代わり、イギリスからそしてヨーロッパに広まったグラス。
エングレービンング(銅板で装飾模様を彫る技法)に適したどっしりした厚みを持ったそのグラスは、現代から見るとあまり機能的だと思えないけど、ガラスのきれいさと吹きガラスの面白さを持っている。
このグラスは後期、軽く、長くて複雑なステムを持つ形状へと進化してゆく。

僕は博物館の学芸員ではないので、復元をするつもりは無いが、後期のライトバラスターをモチーフに遊んでみた。
ちょっとステムをやりすぎたかな。
実用品ではなく、実用品であった頃のことを形にとどめたオブジェということで許してほしい。

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by glassroom | 2006-10-27 15:26 | 吹きガラスの事


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