2006年 09月 20日
夏に入る頃、窯の火を消す。 この時、心の底からせいせいする。 ガラスなど、見たくない、考えたくない。 解放される喜び。 緊張から解き放たれ、何も考えなくてもいい喜び。 その喜びを髄の髄まで味わい、それゆえ何も考えず、開放感に浸る。 火をつける。 点火の瞬間、正直なところ苦痛だ。 なんでこんな事を仕事にしてしまったのか、すこし考え直さなければと思うほど。 火をつけて、僕にも火をつけて・・・ コンピュータ制御の窯のように、僕の温度も順調にあがる訳ではない。 窯はガスで燃えている。 だが僕は石炭のように火がつきにくい。 着火しにくい僕は、最近ようやく点火した。 がーっと忙しいと、楽しい。 ガラスが綺麗だ。 ガラスって美しいとか思っちゃう。 ・・・・これぞ腐れ縁というものだろう。
by glassroom
| 2006-09-20 21:44
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