あるガラス吹きの徒然日記。

glassrooms.exblog.jp
ブログトップ
2006年 04月 15日

コンセプト

d0029974_19153329.jpg

先日、友人の紹介である陶芸家とお会いすることになった。
ポルトガルから来られた、颯爽とした素敵な女性の方だった。
お互い子供の歳も近く、制作のことから子供の話まで少し雑談をした。

制作の話になって、彼女はとてもリラックスしながら言った。
「小さなものでも何でもいい。身の回りにあるものでもいい、作り続ける事と生活は同じだ。」
「大きくなくていい、小さな物が集まってやがて大きな物になる。」

制作の場所がお互い大変だね、という話になるとこれまた明快な答え。
「大変なのはそれはしょうがない、でも作り続ける・・・・大変だから作るのをやめる。それはアーティストじゃない。」

当たり前といえば当たり前の事を、とても自然体で言って笑っている。
なんだかこねくり回したコンセプトの作品に僕はあまり興味がわかない、というか面倒くさい気持ちがわき起こってしまうけれども、こんな風に作る事を食事をする、寝る、みたいに当たり前にしている彼女の作品は、なんだかとても魅力的に思えた。

最近どうも調子が乗らないなあ、どうしようかなあ、ともやもやしていた僕にとってなんだかとってもさっぱりとした飲み物をもらったような気分になった。
僕もやらなくちゃ。


参加してます。

人気blogランキング
[PR]

by glassroom | 2006-04-15 00:10 | 日々の出来事


<< シロップ      おきあがりこぼし >>