あるガラス吹きの徒然日記。

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2006年 02月 17日

色のこと

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10年近く前に作ったもの。
屋根裏整理をしていたら出てきた。当時は師匠のご指導の元、色々作っていた時期でこれは師匠には見せることなくこそっと作った。これは僕の!って感じで自分の絵を描いていたつもりだけど、今見るとやっぱり師匠の教えを色々守っている部分が見えて面白い。

この絵を見てもらうとお気づきかもしれないが、これは不透明の色を使っている。光を透かさない色。なのでサンドブラストには向いていない色だ。
段彫りという方法でのサンドブラストは色の層を削り、濃淡を出すことによって絵を浮き出す。なので色が透過しないとグラデーションが出ないのだ。

昨日のアップした写真の色は透明色といって光を透かす色。この色はグラデーションを作ることが出来る。でも透明色でも発色の強さというのがあって、綺麗なグラデーションが出来る色と、そうでない色もある。ちなみに昨日の写真の青は発色が薄く絵がぼけやすく、オレンジに見える色(実は茶色)は発色が強すぎて絵がパッキリしすぎる。
このあたりが難しいところだけど。

この写真の作品はやや色の選択ミス。それを無理矢理サンドをして作っちゃったのは、当時、お皿をまだ上手に作ることが出来なかったから。せっかく作ったお皿、もったいないから、って彫ったことを覚えている。

作るときはおお〜って興奮してるのに、終わるとああ〜っ修行が足らん、って次にとりかかる。当時は特にその幅が大きかった。
その幅は縮まっても、そんな感覚は続いている。そんな繰り返し。


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by glassroom | 2006-02-17 22:31 | サンドブラストの事


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