あるガラス吹きの徒然日記。

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2006年 02月 08日

もう一つ出来つつあるもの

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自分が作る話ばかりブログにアップしているけれども、僕の仕事では教えることも重要な事で。

教えるという仕事では、僕はものは作らない。
この仕事では「作りたい人が、作れるようになる状態」を作る事が僕の作品となる。
簡単に言うと、人を育て作るのね。

吹きガラスは難しい。単純なコップ一つ作るのに本当に苦労する。
何か、と呼べるものを作るため、膨大な時間をかけて練習をする。
タンブラー、ロックグラス、ボウル、お皿・・・
そのデザインがどうの、作風がどうのではなく、これは「何である」と呼べる状態を作り出す事に悪戦苦闘する。
だから、時間がかかる。

最近、生徒さんたちの作るものがそれぞれの目指すものによって分かれてきた。
何何を作る、の次に来るもの。
作風、といってもいいけど、「私はこういう感じ」という主張が出てきたように思う。その兆しを感じる事が出来るようになった事は、本当に嬉しい。
ガラスではなく、でも僕の工房で出来てきつつあるもの。


参加してます。

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by glassroom | 2006-02-08 23:57 | 吹きガラスの事


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