2005年 11月 21日
景色が冬になってきた。 工房にいると常夏と思われているようだが、それは違う。 冬はすっごく寒い。 なぜかって? 建物は「夏を棟とすべし」という作りになっている。天井と壁の間に10cmほど隙間を作ってあるし、暖房もない建物はただただ寒い。外にいる状態となんら変わらない。 作業をしている時は暖かいのだが、それ以外は本当に寒い。 吹きに入る前、掃除をしたり水仕事をしたりして準備をするのだが、寒さでだんだん手の感覚が無くなってくるほどだ。 吹きを始めるとまず「ああ、暖かい・・」と至福の瞬間が訪れる。そして手に急に血流が増して、じんじんと痺れだす。「ああ、痺れてきもちいい・・」となるわけだ。 そして徐々に動かない手が動きだし、作る事に熱中するころすこしじんわり汗ばむ。 そのころ、上を脱ぎ、Tシャツになり、そしてのどが乾いてくる。 「ちょっと暑いな・・」外からの吹き込む風が心地よく感じる。 やがて体内に蓄積された熱が、たまらんようになって、外で涼む事になる。 「あ、あ、暑い・・・」 というわけで工房の冬は暑い・・・あれ?寒いって話だったんですけど・・ まあ、まだ冬じゃないってことかな。 参加してます。 ↓ 人気blogランキング
by glassroom
| 2005-11-21 22:18
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