あるガラス吹きの徒然日記。

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2005年 11月 20日

しこう

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子供の頃、フィンガーチョコレートが好きだった。
ご存知の方も多いと思うが一応説明しておくと、金と銀紙に包まれた小指サイズのビスケットにチョコがコーティングしたお菓子。
食べ始めると止まらない。たちまち、目の前に包装紙が積み重なった。
僕はもぐもぐ口を動かしながら、頭がお留守で暇な手はその銀紙を伸ばしたり丸めたり、色々な事をしていた。
あるとき、その銀紙を指に巻き付けて円筒を作りそこからワイングラスの形にしてみた。
我ながらなかなかよい出来だと喜んで、以来もぐもくしながら手でこれを頻繁に作った。


ついさきほど、僕はチーズを食べながら手がその包装紙を丸めて、あの懐かしいものを作っている事に気がついた。
ウン十年経っていてもやる事は変わらない。

20代の頃、当時40代の先輩が僕に言った。
「30代、40代となるにしたがい好みや考えはどんどん変わるよ。」
僕はその時、10代に比べ、20代になって特に思考も指向も嗜好も変わらん。と頭の中に漢字を並べて聞いていた。

ところが今、歳を重ねてきて確かにどんどんとしこうが変わる事をしみじみ実感しているのだが。
だが、この手。
手をとにかく動かすのだ、というしこうは特に変わらないようだ。


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by glassroom | 2005-11-20 22:14 | 日々の出来事


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