あるガラス吹きの徒然日記。

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2005年 11月 10日

うまくなろう

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冬っぽくなってきた。そろそろ鍋かな・・・

吹きガラスを始めるのに今はガラスの教育機関も、僕のような個人教室も増えたから習う場所を探すのにそれほど苦労はしないだろう。そもそもインターネットがあるし、情報を得る事は実に簡単だ。

だが、僕がガラスを吹いてみたいと思った頃、吹きガラスをしているところなんて皆目分からなかったし、ガラス作家なんて見た事もなかった。
ガラス作家なんて深海に潜む大王イカくらいの数だったのだろうけど、今ドラマで女優がガラス作家の設定で出ているのを目にして、えらくポピュラーになったなあ、大王イカから深海のアンコウくらいのポピュラーさに浮上したのかあ、と認識した。

大王イカは滅多に姿を見せない、そのためその姿を探す者をやっきにさせる。
僕は吹きたい吹きたいと思ってもその姿を目にする事が出来ない分、やってみたいという欲求と探してやるぜという情熱が湧き上がり、初めて吹きガラスを見た時には有頂天になった。
おお、これが溶けたガラスか!
でっかい溶解炉から巻き取られる溶けたガラスを見たとき、もうこれしかない!と興奮した。

あの興奮はどこから来たのか?
してみたいという欲求があったのは確かだが、その希少性ゆえ興奮はより高まったのだろうと今では思われる。

大王イカはアンモニア臭くて食べられないそうだ。だが珍しさで話題を作ることが出来る。
だが、あの頃より確実に吹きガラスの場所は増えている。希少性という要素が無くなった分、アンコウのうまみを醸し出さねば人は見向きもしてくれないぞ、と言い聞かせ仕事をせねばなるまい。


参加してます。

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by glassroom | 2005-11-10 22:55 | 日々の出来事


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