あるガラス吹きの徒然日記。

glassrooms.exblog.jp
ブログトップ
2005年 11月 04日

これはいったい・・・

d0029974_21552714.jpg

僕がかつて会社にいた頃、生産計画について関わったことがある。
建材の生産から、現場までの到達、施行からお客様へ引き渡し。きちっと管理することで全体の生産量や受注可能の量を割り出す。
珍しい事でもなんでもない、どんな仕事でも納品できる日程と費用は見積もってから仕事をする。ここに書くまでもないと思う。

ところが、今の仕事をしていると困るのが、その当たり前の「納品」だ。
勿論、自分が制作可能な量は決まっているし、自分の能力は分かっているけど、それでも読めないことがある。それは「波」あるいは「調子」というと分かりやすいだろうか。

だれでも調子に乗らない、乗れないことはある、また反対に調子がいい、今日は出来がいい、というのはあると思う。吹きガラスにはそれがもう本当に如実に現れる。
先日、アイデアが浮かばないだの、心理的になかなか上手くできないだのと書いたけど、これはこういった精神的なものとは全然違う。

精神的にはごく普通、もしくはやる気まんまんという時だって、ダメな時は本当にダメ。絶対にそういう時は上手くできない。まったく出来ない。
これは本当にいつも不思議に思う。なんで出来ないんだろう。

きっとこの感覚は吹きガラスをしている人なら、わかると思うけどちょっと普通の事とは一線を画すのだ。違うものが出来てしまうのだ。
あれ〜、と声が出る。
なんで?と心に響く。
やる気もあるんだけど。

で、そういう日は僕はやめちゃう。考え事したりとか溜まった雑用とかして過ごす事にする。
無理して作っても納得できるものは出来ないし、ごまかして作るのも嫌だから。
かくして、納品の日はいよいよ読めなくなってくるのだ。

オーダーを受けるとき、「この人はのんびりした人だろうか」といつも内心びくびくして話を受ける。


参加してます。

人気blogランキング
[PR]

by glassroom | 2005-11-04 22:28 | 吹きガラスの事


<< シアワセの基準      ながっ >>