2005年 10月 30日

スパイラル

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ビジネスマンや自然科学者は常に外向きにモノを見ている(と想像している)ので、思考がスパイラルになった時は外的な要因を持ち込み、そこに突破口を見つけるはずだ。
こちらの分野は既成の世界をブレイクスルーした時、新しい発見やビジネスが開かれる。

だが、モノを作っている人間、特に工芸だの芸術だのという分野においてモノを作っている人間は大体、内向的思考でモノを作っているはずだ。(現代アートのある分野はちと違うけどね)
やれ、自分の過去だの、自分が偏執的に愛するものだの、そんなものにこだわって作っている。
その思考はスパイラルなもので、ぐるぐる回って上にいったり下にいったりするものだ。
そして、上に行ったり下にいったりするけれども、結局は自分の枠内というか、結局自分の世界を飛び出すことはない。この分野は自己表現が本質だから、当然だけれども。


先日、娘が唐突に言った。
「パパ、なんで私は私なの」
一昔前に流行った哲学書の台詞を6歳の娘がそんなこと本当に言うとは思わなかった。
そんなこと言われたって。

娘が工作で作ったスパイラルをつくづく眺めて、きっと一生ぐるぐる回っているであろう父は狼狽するばかりだったのだ。


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by glassroom | 2005-10-30 21:40 | 日々の出来事


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