2005年 08月 25日

大切なモノ

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新しい坩堝(ルツボ)がやって来た。
これが来ると、もう逃げられないぞ、と言われているようだ。
坩堝が無いと、窯に火を入れることはできない。
と、自分に言い訳が立つのだが、これが来ちゃうともうそれはではできない。
サア、働け働け・・・・と。

僕の使う坩堝は職人さんが手で作るオーダー品。
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僕のオーダー品であることが分かるように、ちゃんと僕の名前も刻み込んである。

こういう他の人があまり知らない特殊なモノを、それも僕だけのモノを手に入れると、なんだかちょっとだけ「フフン!」って気分になるのはなぜ?
別に誰も知らないのにね。

溶けた状態のガラスは浸食性があって、ちょうど雪に水をかけると雪がさーっと溶けていくように、溶けたガラスがつくと窯の材料は溶かされていく。
その浸食性に対抗して、約半年踏ん張る坩堝には絶対的な信頼が必要だ。
僕らの仕事を根底で支えている坩堝は僕の気を引き締める。

ゆるゆるの顔、引き締めて!
ビールでたるんだおなか、引っ込めて!
さてと、やりましょか。


参加してます。

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by glassroom | 2005-08-25 23:42 | ガラスのお話


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