2011年 04月 10日
僕はマニュアルというのが苦手だ。 だから、ほとんど読まない。読まないので、分からないものはとりあえずいじって覚える。我流というやつだ。 でも、世の中の製品とはよく出来たもので、たいていのものはさわっていれば何となく使い方も分かってくるし、何より自分にとって必要な機能を使えないと意味が無いので、それを使えるようにがんばるものだ。 で、大体使える。アバウトに。 使いたいところが使えるから、僕にはそれで良い。 この性分は吹きガラスという作業には相性が良かった。 もし吹きガラスがマニュアルがあったら・・ 例えば。 「吹きガラスマニュアル」 吹き竿は前から45cmの部分を左手の握力10kgで持つ、この際肘は二の腕から100度。*注意/ガラスの温度が900度の際は水平を保つ。ただし緑のガラスの時は例外(緑のガラスは50ページ参照) とか書いてあって、これを読まねば出来ないとなったら・・・ もう僕は最初から決して吹きガラスをやろうと思わなかっただろう。 吹きガラスはいい加減だ。だからいつも適当にいじってきた。 こんな感じかな、といじってきた。いじって、いじり倒したら、なんとなく出来た。(笑) なんとなく出来たから、もうちょっと他のものも作ってみた。 その繰り返し。 だから、今は吹きガラスを教えてもいるけれど、実はあんまり正確な事を言ってるかどうかわからない。だって、いい加減だもの。マニュアルも無いもの。 こうなるんですよ。と教えつつ、実はその後に心の中でこうつぶやく。 「たぶんね。」 ああ、こんな事書くと、生徒さんも読んでるかもしれないから、まずいかな(笑) でも、その「たぶん」にはいじりたおした末のことなので大丈夫な「はず」(笑) 吹きガラスではね。 だが ・・・続く。
by glassroom
| 2011-04-10 18:37
| 吹きガラスの事
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