あるガラス吹きの徒然日記。

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2005年 07月 04日

やってみたいが

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吹きガラスでは曲面を作る、と前に書いた。なので平面や直線は使わないとも書いた。

これとは別に、キャストやカットという技術がある。
これはガラスの鋳造と、それを削ってぴか〜っと平面や直線を出す技術。

吹きが、おおらかというか「まあ、こんな感じかな・・」と作っていくのに対し、カットは計算というか、アイデア、構成、そして仕上げに対してどこまでも追求したくなる。
吹きが演繹的に展開するのに対し、カットは帰納法で思考するという感じ。
乱暴に言うと、吹きはまあなるようになる、って考えてて、カットはまず答えありき的というか・・・もちろんこれは人にもよるが、キャストとカットの勉強をしている時、僕はそうなった。

じゃあ、なんでそういう風になるのか。
これは出来たモノの形もさることながら、その技法によるところの違いが大きい。
机上でデザインを繰り返し、光の屈折やどのくらい透過するかを考え、ガラスを見ては削り、削り、段々研磨を繰り返し光らせていく作業は、もう本当に根気との闘い。

僕はダメです。
キャストで出来たガラスは本当に綺麗なのだが・・
綺麗、ゆえに僕もやってみたいと何度も思うのだが・・・

学校で習って、いくつか作ったが、どうにも合わない。
僕はやっぱり、大体こーかな、とか言って吹いて、その場で終わらせてビール飲むのがたまらん(笑)
そういえば、吹きガラスやってる人は酒飲みがおおいような。
タイプが似ているのかしら。それとも、やっている内にその職業に性格が矯正されていくのか・・どっちだろう。


参加してます。

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by glassroom | 2005-07-04 18:14 | ガラスのお話


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