あるガラス吹きの徒然日記。

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2005年 06月 22日

原風景

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僕は器に関しては技法のテーマを作って毎年作ってきた。でも今のところ、大体この感じというのがある。
吹きに関しては、いたってシンプル、光を曲げる。

今は京都に住んでいるが、子供時代は田舎ですごした。
家の前に田んぼが広がり、その向こうには山があった。遊ぶのはもっぱら山、近くには信濃川が流れていた。
親によく日曜登山に連れて行かれた、山に入ると、山道は小川に沿っていることが多かった。山の小道、森の合間を流れる水はきらきら光っていて、静かな森にちろちろと流れる小川の音が記憶の彼方にある。

冬には軒先につららが出来た。田んぼや用水路の水が、流れる形で凍っていた。暖かい日の昼、お日さまを受けてつららが溶け出し、まぶしく光った。

水の記憶が非常に鮮明に残っていて。その透明な光のゆらぎみたいなものがいつまでも残っている。
透明な素材にずーっと惹かれるのは、そういう子供の頃の記憶があるからかもしれない。


参加してます。

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by glassroom | 2005-06-22 22:29 | 吹きガラスの事


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